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2024.01.24

地方自治体から一次産業を守り、地方自治体から国を作る|しぎはら まい

市議会議員となって1年以上経ちました。
この1年、法案のレクや勉強会に参加したことで、国と市の関係性、中央官庁と地方自治体の違い等、
見聞を広めることができています。
 
私が特に強い関心を持って取り組んだのは、松戸の農業の実情把握と都市農業の振興です。
 
地方自治体から一次産業を守り、地方自治体から国を作る|しぎはら まい
松戸市では、令和4年度から令和5年度にかけ、生産緑地全体の8%の面積が市街化区域から姿を消し、市街化調整区域の農地も、約2ヘクタールの田畑が資材置き場や駐車場へ転用されました。
 

このままだと、十数年後には松戸市から農地が消えてしまう可能性があります。
 

戦後アメリカの統治下で日本人の食卓は急速に欧米化し、すぐそこにあるお米より、海外から輸入される小麦にお金をかけるようになりました。 それに合わせるように、日本の食料自給率も年々下がり、ここ数年は40パーセントを切っています。
 

さらに、国内で生産される食料は安価で取引されてしまっていることから、農業はきついし儲からな い、農地はお荷物でしかない、
というネガティブなイメージをもたれるようにもなってしまいました。
 

松戸市では、耕作したい親族が周りにいない・子どもが継ぐ気がない等により、農地が手放されていっています。
 
地方自治体から一次産業を守り、地方自治体から国を作る|しぎはら まい
農は国の基(もとい)=「農業は国の物事の基礎・土台である」という言葉の通り、私たちはお金をたくさん持っていても、食べるものが無ければ生きていくことはできません。
 

戦前の日本を含め、どの国も一次産業を大切にし、自らの土地で食べ物を調達出来るよう政策が組まれていたのも、そのためです。
 

今日、日本国民が「農業はひとの生存に必要不可欠な産業だ」と意識できる機会はほとんどありません。
でも、日本中に残っている休耕地を使わず、海外に高いお金を支払い、食べ物を輸入する今の状況をみなさんは不自然だとは思いませんか。
 

私の住む千葉県松戸市は、東京都に隣接する50万人都市でありながら、広大な農地が残る、まさに 都市農業の代表ともいえる自治体です。
 
地方自治体から一次産業を守り、地方自治体から国を作る|しぎはら まい
2023年12月の一般質問では、市内の農地を保全するため、生産緑地466地区をリスト化し、借りたい方と貸したい方がマッチングしやすい環境を整えてもらえないか執行部へ要望しました。
 

議会以外では、援農ボランティアや、野菜が廃棄されるまえに加工品として販売できるよう、農家さんと飲食店を経営する方を繋ぐ活動を行っています。
 

松戸の方が、土や、農作物と触れ合う機会を増やし、松戸の農地を保全してほしいと思ってもらえるような活動をこれからも続けていきます。
 

しぎはら まい
Mai Shigihara
地方自治体から一次産業を守り、地方自治体から国を作る|しぎはら まい
所属議会
松戸市議会議員(千葉県)
 
経歴
女子美術大学卒業後、心理カウンセリング業務。
摂食障害など依存症を主に、弁証法的行動療法、マインドフルネス、自己愛心理学をベースにした集団療法で、16年で1700人(延べ12000人)のカウンセリングを実施。
プロボノ活動も行なっています。
 
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