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2023.03.09

私の中の大きな変化|しぎはら まい

こんにちは。参政党の鴫原舞です。

松戸市議会議員となり、約3カ月が経ちました。
今回のブログでは、議員になって気付いたことを
みなさんへお伝えしたいと思います。

私は、自分自身が議員になるまで、議員の役割とは、
「おかしいと思うことを、議場での質問と答弁を通し、
明け透けに市民の人に伝えていくこと」
だと思っていました。

実際に、議員が官僚の方に迫ったり、論破して行く
場面をみて、「よくぞ言った」「思っていたことを
代弁してもらえた」と、気持ちよい、スッキリしたと
感じる方もいるのではないでしょうか。

このように、
「公の場で、世の中の違和感を伝えることこそが
最重要」だと思っていた私でしたが、
その後の議員活動を通じて、気持が少しずつ
変化していきました。

きっかけは、松戸市内の校長先生やNPO法人の
みなさん、松戸市役所の職員の方との会話からです。

「コロナ禍で子どもたちの学校生活が一変し、我慢を
強いられている」という思いで視察に行きました。
でも、当の小学生の子どもたちは、置かれた環境の中、
工夫しながら学んだり遊んだりしていました。

感染症対策の必要性など、思う所はありますが、
それよりも前に、私自身が、自分基準で物事の
善し悪しを決めつけ、相手の思いや気持ちを
勝手に通り越していたことに気が付きました。

新しい出会いは、自分の未熟さを知る出会いでも
ありました。

そして、ここ約3カ月間で、自分の中で一番変化した
のは、市役所(執行部)の方たちへの見方です。

去年の今頃は、
市役所の方と窓口で話すことはあっても、
自分の生活にどう繋がっているのか、
深く知ることはありませんでした。

議員となり、毎日執行部の方と接する中で、
「市役所の人たちは市長の職務を執行しながら、
市民や議員の声も聞き、縁の下の力持ちという
言葉の通り、見えないところ(見えにくいところ)で
私たちの生活を支えてくれていたんだ」と
実感しました。

私の中の大きな変化|しぎはら まい

12月の定例会を通して、
一般質問は市民の声を代弁できても、その場だけで
何かを変えることは難しいこと、

質問の仕方によっては「議員は善で、執行部は悪」と
いう先入観や分断を生み出す危険性があることも
学びました。

執行部の方は、みなさん真面目で、親切で、
実直な方ばかりです。

その時点で出来る最大限の答弁をしており、
行政を変化させるのは私たち市民の日々の行動や
活動なのだとも思いました。

3月定例会では、ベテランの執行部の方が
「松戸市にとって建設的なやりとりができれば
いいなと思います。」と、時間をとって、
言葉をかけてくれました。

理不尽な思いもしてきたであろう方が、新人で勝手の
わかっていない私に、このような言葉を掛けてくれる
こと自体、ありがたいと感じます。

公の場である議場は、理想の街づくりをしていくため、
議員と執行部が力を合わせて市民の方へ発信していく
場でもあるのだと思いました。

私の中の大きな変化|しぎはら まい


しぎはら まい

私の中の大きな変化|しぎはら まい

所属議会
松戸市議会議員(千葉県)

経歴
女子美術大学卒業後、心理カウンセリング業務。
摂食障害など依存症を主に、弁証法的行動療法、マインドフルネス、自己愛心理学をベースにした
集団療法で、16年で1700人(延べ12000人)のカウンセリングを実施。
プロボノ活動も行なっています。

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