- “Society5.0”※1に向けて仮想と現実世界の融合が進行する未来においても、人間中心の発想で世界をリードする技術革新を推進※1:仮想空間と現実空間を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する、人間中心の社会(Society)
- 高い倫理観と日本独特の感性で世界を先導するため、国の科学技術研究の理念について関係者の間で合意を形成
- 人類共通の社会的課題解決に奉仕するため、人文社会科学や人間学、哲学なども含めた総合的な視点から科学技術を位置づけ
常に世界に先駆けて課題と向き合い、解決策を導き出してきた日本。すべてのヒト・モノ・情報・価値・社会がつながる未来に向け、高度な科学技術と人間らしく生きるための哲学を持ち、人類のあらゆる課題の解決のため、世界に影響を与え新しい人類文明を先導する中核国となることを目指します。
課題解決中核国として科学技術分野において、高い倫理観と日本独特の感性で世界を先導し、人類社会の共通課題に答を出す国になる。
これからAI、IoT、5G/6Gなどの最先端技術によってモノとヒトと情報が高度につながる“Society5.0” が進展し、仮想の世界と現実の世界との一体化が進んでいくことになるが、こうした流れの中にあっても、日本は、これが人間本位の仕組みになることを最優先で考える国になる。自由で自立した人間本来のあり方を守り尊重していくという独自の立場に立つことで、情報技術の革新においても世界をリードする国をめざす。
研究者の能力を最大限に生かし、国内で研究に専念できる環境を充実する。
サイバー、医療、エネルギー、宇宙、環境などの最先端の各分野の研究開発が、人類社会の課題解決に向けて横断的、俯瞰的に機能する仕組みをつくる。
科学技術は国力の源泉、国の関係経費や知財を「投資国債」の対象とする。
研究開発や関係行政機関の縦割り化した硬直性を打破。
令和5年7月 現在
( 令和3年11月 現在 )